ChavezステムとアルミクランプによるBMX軽量化カスタム

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もともと初期のストライダーカスタムといえば、BMXパーツからの転用が中心で軽いストライダーをわざわざ重くするようなものだった。今では当たり前になっている前傾姿勢ポジションへ補正するような意味もあったかもしれないけど、どちらかというとカッコイイことの方が大事という風潮だった。その後、爆発的なランバイクブームとともに老舗のSTORMYからChavezという日本で初めてのランバイクパーツブランドが生まれて、製品開発からの販売競争が他にも派生しどんどん活性化していった。特にステムやハンドルバー、クランプといった従来のBMXパーツだった製品はレース志向と合わせてキッズ用にどんどん軽量化。カッコよく個性を出しやすいようにアルマイト系のカラー展開が豊富になり、さらに日本で簡単に入手しやすくなっていった。Chavezのステムとアルミクランプは、ランバイク用のパーツの中でもとにかく軽量化していることが特徴。今回は、このChavezのステムとアルミクランプをキッズ向けのレース用BMXに使ってみたという話。

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Chavezステムの重量はわずか138g、突き出しは30mmで同じタイプのBMXステムと比べると100gくらい軽い。これは手に持つと分かるくらい重さが全然違う。

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ちょうど次男がこれまで使っていたGTの30mm突き出しのショートステムとの比較。形状はほぼ同じで、サイドを若干肉抜きしている。

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アルミクランプはシートクランプとして使用。こちらも軽い。そして安い。

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ホワイトフレームにブルーのパーツを使うことで見た目もカッコよくなったかな。

Chavezパーツを使うメリット
・ランバイク用ステムはBMXパーツと比べて圧倒的に軽量(BMXにはキッズ向けの突き出しが短く軽量なステムは少ない)
・日本での流通量が多く、BMXパーツと比べて安価で入手しやすい
・カラー展開が多く見た目に変化を持たせることが簡単

Chavezパーツを使う際の留意点
・BMX用ではなくランバイク用のためBMXでの使用は保証されていない(自己責任)
・同じ材質で耐久性と軽量化はトレードオフ関係。
・サイズは1インチ(25.4mm)のものしか装着できない(いわゆる新ストライダー用パーツのみ装着可能、以前の旧ストライダー用パーツは25.0mmなので装着できない)

ジャンプやロールなどをやるようになるまでは、しばらく様子を見ながら使用していく予定。BMXレースだけでなく、パークやストリート、フラットランドなどでもキッズ向けの軽量化でChavezステムに交換しているキッズもいるようだ。BMXをはじめたばかりキッズがレースなどのために少しでも軽量化したいというニーズには応えてくれそう。

 

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