SPDペダルを使ってJBMXFシリーズに出ること

BMXを本格的にはじめて8ヶ月。5月の連休中に大阪岸和田で行われた「JBMXFシリーズ（ジャパンシリーズ）」に出場を決めた我が家の兄弟。その1ヶ月前の話。
特に長男、頑張って練習しているんだけど、ただこれまでと同じように漠然と練習していても、惨敗して予選敗退して帰ってくるだけのことになってしまうのは明らか。頑張ればそれで良いというだけならわざわざお金をかけて大阪に行くより、いいパーツを買ってゴリラで毎日練習した方がいいレベル。だから、残り1ヶ月は、どこまでやれるかは分からないけど家族でできるだけのことをしようと話し合って決めた。
その１つが長男のSPDペダル。SPDペダルを使ってレースに出ること。


7歳8歳のレースでは当たり前の用に使われているSPDペダル、当初長男にはまだまだ先だろうと思い込んでいたのだが、あえて今から使用することに。

SPDとは専用のクリート付きのシューズを履いて、SPD専用のペダルについている金具部分に装着させて使用するもの。スキーのビンディングと同じ原理。自転車を漕ぐ時に踏み込む力だけでなく引く時の力も効率的に使用しようというものだ。

とは言っても、最初は上手く装着することすらできない不器用長男。片足をちゃんとはめることができるようになるまで30分もかかったそうだ。平日のゴリラ公園の仲間たちに何度も教えてもらってようやくできるようになったそうだ。

コーチにSPDペダルのクリート位置の調整から練習方法まで付きっきりで教えてもらった長男。本当にありがたい。

FLY Talon II Clipless Shoes
ジュニア用のSPD用シューズの数はあまり多くない。これサイズだけみるとかなり大きめだけど、長さより幅で決定。日本人の足の幅は欧米より幅広あのかな。

SHIMANO PD-M424
ケージ付きなので普通のペダルと同じようにも使えるSPDペダル初心者の登竜門的なものらしい。

この日からは、時間のある時は家の近所でも毎日SPDペダルをつけたりすぐに外したりの練習を繰り返した長男。苦労して練習して使いこなせるようになったSPDペダルでレースに出場することができたなら、長男にとってそれはレースでの勝利と同じくらいの価値があるんじゃないかな。