2019年シーズンから「全レベルのライダーが満足のいくBMXレース」を開催することを目標に活動されている秩父滝沢サイクルパーク。その布石として試験的に開催された「滝沢サイクルパークカップ」。当日は、BMXレースの国内最高峰のJBMXFシリーズのJ1広島が土師ダムで開催されていたけど、ちょうど1ヶ月前に足首を骨折して戦線離脱していた次男は、復帰練習がてら「滝沢サイクルパークカップ」の方に参加することに。この日のエントリーは、大人からちびっこたちまで40名の選手たちが秩父に大集合。次男の仲良しの友だちもたくさんいて久しぶりに緊張感が一切ない笑顔のレースに参加できたかも。
今回のレースは、国内で唯一ライダー1人1人のタイム同時自動計測が可能なシステムを常設しているBMXコースならではの特徴を活かしたシンプルなレース形式だ。レースが始まる前から秩父のダブルMCの2人の掛け合いがレースを盛り上げてくれた。
まず、受付でタイム自動計測ができるトランスポンダーを受け取る。その後、ランダムに選ばれた順番に、1人づつコースを完走するタイムトライアル。
このタイムトライアルの結果は、クラウド上のサイトを見れば、リアルタイムのランキング形式で確認できる。オーストラリアのBMXレースで本格的に運用されているソフトウェア”Sqorz”というシステムを利用しているようで、ゴール判定やモトシート作成をスムーズに実施できるとのこと。
このシステム、スタッフのお手伝いしながら使ってみたけど、ペーパーレスだし、情報が早いので、確かに良い感じ。スタッフも観客も選手もスマホですぐにタイムや順位を確認できる。これ、電光掲示板に大きく出したりしたら、もっと盛り上がりそうだ。欠点はトラブルでタイム計測できなかった時の対応くらいかな。
1回のタイムトライアルの計測結果に基づいて、その場でクラス分けを行う。今回は40人の参加だったので、タイム上位から8人ずつでA〜Eの5クラス。同タイム=レベルの近いライダーを同クラスとして振り分けることが目的とのこと。
[動画]A〜Eクラス 3モト目
その後は通常のレースと同じで、同じクラスで3回走って、3モト合計のポイントによってクラス別の順位が確定する。
リザルト
[動画]Bクラス1〜3モト目
タイムアタック順位16位
Bクラス 1モト目6位、2モト目2位、3モト目3位 総合3位
さて、次男の結果。BMX乗るのも1ヶ月振りだったので、何事もなく走れて幸せって感じ。タイムアタック順位はBクラス最下位だったけど、レースでは思ったより身体は動いていたかな。だんだん調子を上げてきていた。これから取り戻して、さらに一気に成長して欲しいところ。何より、たくさんの友だちに囲まれて久しぶりのBMXを存分に楽しんでいたようだ。
今回は選手や保護者たちがみんなでBMXレースを作りあげている楽しい雰囲気がビシビシ伝わってきた。秩父滝沢サイクルパークの新しい挑戦、今後が楽しみだ。
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