【WRO2017】長男の挑戦!ロボット競技大会『WRO Japan 2017』

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長男、今年は「WRO」というロボット競技大会に出場してみることに。WROは自律型ロボットによる国際的なロボットコンテスト。レゴマインドストームを使って大会当日に各々ロボットをその場で製作し、その場でプログラムを調整して、自動制御する技術を競うというドキドキなルールだ。

標準キットだけでは絶対的に不足するのがパーツやセンサー類。普通のお店にはまず売っていないレゴテクニック系パーツを自分のお小遣いで買い足しながら増やしていっている長男。それらの愛着あるパーツを使って頭で思い描いたとおりの動きができるように複雑なギアをいくつも組合せてロボットの基本的な機構をつくる。自分のPCやipadを使って作ったプログラムをメインコンピューターにダウンロードすることで初めて動かすことができる。ロボットづくりは目的を達成させるためのプログラミング的思考を実践するためのプロセスなのだというが、まさにその通り。

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今回も、埼玉大学のロボットと未来研究会の研究活動として競技会への参加を提案して、ほぼ全てを1人で準備してきた。自身はもちろん、研究会としての参加も初出場なので、ルールの確認や準備から制作までやることはたくさんある。自分で仲間を集めて出場を決めたものの、大会出場レベルのまともなロボット制作やプログラムができるのは自分1人しかいない状況。

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他にやりたいこと、やらなければいけないことがたくさんあってとにかく忙しく余裕のない小学6年生の長男、本当はやっている場合ではないロボット制作にかけられる時間は、大会までの2ヶ月間で週1回のみの僅かな活動時間のみ。限られた時間でどこまでできるか、それがもう1つの長男との約束だった。

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長男のプログラム調整の作業メモの一部。超音波センサーの感知精度を確認して条件分岐プログラムの閾値を決めているところのようだ。

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正解のない自動制御ロボットのプログラム調整はとにかく根気とセンスのいる作業だ。

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ロボットの機構やプログラムの工夫などを記載したプレゼン用説明資料も自分の言葉で作成。

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何度も調整を重ねて、大会5日前にロボットだけはなんとか完成したけど、プログラムがどうしても全部間に合わない。さあ、どうする長男。

 

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