次男が憧れるストライダーの世界チャンピオン、うたうた君。現在ストライダーで世界一速い男の子。
この3月に6歳になりストライダーを卒業するうたうた君のお父さんから、うたうた君がストライダーカップで頂いたチャンピオンキャップをうちの次男に貰って頂けないかという連絡を頂いた。うちの次男がずっと慕っていたことをうたうた君本人も喜んでくれていて、引退の記念にということだった。そんなありがたいお話を頂いて、うたうた君ご一家の我が家への優しいお心遣いが嬉しくて、なんというか感無量ってこういうことなんだろうなあと実感。憧れのうたうた君の大切なチャンピオンキャップを頂けるなんて、次男がどんなに喜ぶことか。次男が誰かに憧れるというのが生まれて初めての経験だったし、うたうた君と一緒にストライダーで走ることを目標にしていたので、レース卒業を聞いたらきっと次男はすごく寂しがるに違いない。でも、いつか次男自身が「ストライダーカップの表彰台に乗って自分もキャップをかぶること」を次の目標にできるかもしれない。うちの次男でよろしければ、是非ともありがたく頂きたい。というお気持ちを伝えさせて頂いた。
数日後、そんなうたうた君から届いた世界一のプレゼント
チャンピオンキャップと一緒に、副賞で頂いたというモンべルの格好いいリュックやハンドルバーパットも。そして次男の大好きな仮面ライダーウィザードの指輪まで!うたうた君が次男のために選んでくれたんだそうだ。
うたうた君から次男へのエールが嬉しいメッセージ
もちろん、チャンピオンキャップにはうたうた君の直筆サイン入り
そんな、うたうた君へ次男からお礼のビデオメール。
次男の異常なテンションの高さで喜びと感謝の気持ちが伝わるといいなあ。次男なりに頑張ってしゃべっていました。本当にありがとうございます。
うたうた君と我が家
2011年広島ラウンド
うたうた君との初めての出会いは2011年の広島ラウンド。我が家が初めてレースに参戦した最も思い出深いストライダーカップ。
4-5才クラスで順調に準決勝に進出できた長男と次のレースが始まるまで待機していたときのこと。我が家のすぐ隣で、準決勝前になぜか走れなくなってなってしまって号泣している男の子とその男の子に必死に頑張ろうと語りかけるお父さんの親子がいた。ちょうど、当時3歳1か月だった次男も3才クラスの準決勝のレース中に急に泣きだしてしまって(うちはママの姿を見失って寂しくて泣いてしまっただけ)敗退していたので、その時は何だか自分とそのお父さんを重ね合わせてしまい、この男の子も何とか泣かずにスタート地点に立って走ってもらいたいよねとか勝手に応援していたのを今でも鮮明に覚えている。それが、うたうた君だった。
ちなみに、長男の左前に完全無敗のまま引退した伝説の前世界チャンピオンりゅうのすけ君、右前にのちに世界2位となるFICUSのりつ君、そしてその横をうたうた君が走るはずだったという、今考えるとストライダー界を牽引するスーパースターなメンバーと一緒だったんだなあ。初めて出場するレースだったのでこの当時は周りに自分より速い子はいないと信じていた長男(いきなり予選でりつ君に完全に負けているんだけど)が準決勝ですぐ目の前を走るりゅうのすけ君の圧倒的な速さに自信が崩れ去り、その後放心状態のまま敗退してしまう姿も忘れられない。長男も今でもこのレースのことは完全にトラウマ。
2012年埼玉秩父ラウンド
⇒https://tailog.com/1097/
2012年の埼玉秩父ラウンド、うたうた君は準優勝、優勝は伝説のラストランとなったりゅうのすけ君。我が家にとって2回目のストライダーカップ。
4-5才クラスの予選の間、ずっと3才クラスの準決勝の待機時間になってしまっていて、待ち時間がやたら長かった。その長い待機時間にずっと一緒にお話させていただいたのが、広島ラウンドでお見かけしたうたうた君の弟凛くんとお父さん。その時にうたうた君の予選を凛くんと一緒に応援をさせてもらう次男。どうやらこの時に、うたうた君の速さやかっこよさに魅せられて一方的な親近感を抱いたらしい。レース後に肩を組んでもらって一緒に写真撮影してもらって喜ぶ次男。次男が誰かに憧れるという初めての体験だったので、とにかく珍しいなあという感じだった。
ちなみに、この時はずっと弟の凛くんのことは女の子だと思ってしゃべっていたんだよね。
2012年広島ラウンド
⇒https://tailog.com/1385/
2012年の広島ランドはうたうた君4-5才クラス初優勝。もちろん広島在住の我が家にとっても特別な思いを持って参加した3回目のストライダーカップ。
実はこの広島ラウンドの3才クラスで表彰台に乗ることに照準をあてて、1年前の広島ラウンドからいろいろな準備を進めてきた我が家だったけど、さんざん練習したはずのスタートに失敗してあっけなく準決勝で敗退してしまう次男。ストライダーカップで勝つことの難しさを痛感する。だから余計に昨年度走れなかった広島でのうたうた君の優勝が嬉しかった。
前日走行の時から大会当日まで終始うたうた君と一緒に走りたいと探し回る次男。「うたうたくんはどこ?うたうたくんと遊びたい」って完全に追っかけ状態じゃないか(笑)
3才クラスで弟の凛くんの応援をしているうたうた君を見つけて小さな声をかけたけど、「こんにちは」だけで終わってしまったり、じゃんけん大会の時にちゃっかりずっと横にいたり。
2012年ワールドカップ
うたうた君、5才クラスの世界チャンピオンに!
私はノーペダルズTVでリアルタイムに応援、朝起きてきた次男に優勝を伝えるとなんだか誇らしそうな顔。
2012年九州ラウンド
⇒https://tailog.com/1609/
2012年の九州ラウンド、うたうた君優勝。我が家にとって3回目のストライダーカップ。
秩父の時は弟の凛くんと一緒の3才クラスだったけど、今回はうたうた君と同じ4-5才クラスにとうとうクラスアップ。エントリーリストを見ると、なんと名前が並んでいる。予選で一緒に走れることになったのだ。
『予選で憧れの世界チャンピオンと一緒に走れることになりました。しかもすぐ隣で。これには私も本人も大喜び!今回は4-5才クラスあがって初めての大会なので、ストライダーカップを思いっきり楽しむことを目標としています。他のメンバーも速い子ばかりなので予選通過は到底できそうもありませんが、このレースは本人にとってとても思い出に残る大切なレースになりそうで今からすごく楽しみです。』
これが私が書いたチームブログでの一言。
⇒http://carpkko.com/321/
結果はなんとかうたうた君と一緒に走りたい思いがうまくいったみたいで、4才2カ月でのまさかの敗者復活からの準決勝進出。うたうた君パワー恐るべし。そして、圧倒的な速さで本大会も優勝したうたうた君に「優勝おめでとう!」と言いにいけた。
2012年ファイナルラウンド
2012年のファイナルラウンドはうたうた君が参加する最後のストライダーカップとなった。りつ君との決勝戦の名勝負、そして優勝。最後まであきらめないうたうた君の走りに感動したなあ。
さて、うたうた君が出場するレースは3月に開催されるあとわずか2戦の予定とのこと。広島から次男と一緒に応援しています。
今年の夏は、秩父で一緒にBMXで遊べるといいなあ。
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