時間評価値という値がある
1分あたりの価値を貨幣換算したものだ。
よく○○による整備効果は○億円とか、
電車が遅れたことによる経済損失はいくらとかの原単位となるもの。
「所得接近法」という方法では
全国平均 42.0(円/分)
つまり、あなたの1分の価値は42円ということ
1日8時間労働と仮定すれば、42円×60分×8時間=約2万円 とまあ妥当な数字になる
これが東京では48.2 円/分、大阪では40.9円/分
東京は高い
※2003 年の毎月勤労統計調査に基づく時間評価値
面白いデータとしては、
電車に乗っているときは 42.0(円/分)
階段を上っているときの 69.1(円/分)
階段を下っているときは 64.1(円/分)
普通に歩いているときは 52.3(円/分)
エスカレーターに乗っているときは 37.3(円/分)
というように
体への負担具合によって1分あたりの価値も変わっている
・・・・エスカレーターの価値低い感じがするな
※鉄道プロジェクト評価手法マニュアルより
車1台あたりの時間評価値もある
ちなみに仕事でよく使うのはこっち
乗用車の1台あたりは 62.86円/分
バス1台あたりは 519.74円/分
とか
1台あたりの車に平均1.3人ぐらいが乗車しているとすると
人あたりに換算しなおすと48.4円/分くらいになる
ということはデータだけを見れば
車に乗る時間ということは、東京で働くと同じくらいの価値で、歩いている時間より少し価値は低いといえなくもない
ホントは単純に比較できず誤差みたいなものだけど
さて、時間価値に見合う時間を過ごしているのだろうか
最近は働きすぎだがらカナリ時間価値低くなっている気がする・・