韓国ソウルを中心に3日間の視察旅行の1日目。
韓国に行くのは2回目。5年前にも視察で訪れているが韓国は今や交通まちづくりの先進国だ。
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広島空港から韓国の仁川国際空港まではたったの1時間半。東京に行くより近い感覚だ。ただし、10月の観光シーズン真っ只中だったため空港は激混み。いきなりテンションが下がり、並ぶ気にならず少しうろうろしてから時間ぎりぎりにチェックイン。さらに、コンタクト洗浄液が手荷物検査に引っかかり、せっかく持ち込み可能サイズで購入した小型のスーツケースも結局預けることに。
機内では定番の「地球の歩き方」をチェックしていたらすぐに寝てしまった。そういえば前日、前々日とほとんど寝ていない。荷物も出発15分前にバタバタ準備するというサイアクさ。視察の幹事なのに現地の情報をほとんど持たずに入国。でも今回の視察では現地で案内してくれる方が最高に頼りになる方だったので、ガイドブックの出番はほとんどなし。大変ありがたかった。
11時頃には仁川国際空港に到着。そういえば1人で海外に行ったことはなかったなあ~と思った途端に、朝低かったテンションもやっとここから上がってきた。仁川国際空港では早速現金を両替して、昼食にフードコートでビビンバを食べて、これからの移動のことを考えて「T-money カード」を購入。最初はガイドブックに載っていた35000ウォンの3Dayパスを購入しようと買える店舗を空港のインフォメーションで聞いたら、「そんなの高くて勿体無いから普通にチャージして買ったほうがいいよ」と激しく勧められた。韓国は地下鉄、バスともに長距離でもかなり安めなので、結果的にはこれは大正解。今回の視察ではさんざん公共交通機関を使ったけど、全部で2万ウォンくらいしかチャージしなかった。
視察の最初は、チョンドン(貞洞)通り。韓国の生活道路で目につくのは黄色のハンプ。速度抑制が必要となるような効果的な場所にしっかり配置してある。この貞洞通りは、美術展のようなものが開かれていて大変雰囲気がいいのだが、カップルで歩くと必ず別れる的な都市伝説が有名らしい。どの国も同じようなイワレがあるんだな。
そのチョンドン(貞洞)通りのラウンドアバウト。韓国もラウンドアバウトの導入を実験的に進めてきているそうだ。しかし、ここはかなり変形のラウンドアバウトで利用者の混乱もよくありそうだ。
そして歩いて有名なチョンゲチョン(清渓川 )へ。5年前にも訪れたところだが、10万台もの交通が流れる高速道路を撤去して川を復元したという世界的にも珍しい事例。以前にも思っていたが、なんでこんなに川へのアクセス階段が少ないんだろう。一度川に降りて歩いたらしばらく登ることはできない。なんかもったいない。今回は復元に際する買収問題やもともとの地元商店主との確執などいろんな背景を教えてもらうことができたのが勉強になった。
車道中央にアーケードの柱があって道路上に店舗のある商店街。どうやって車道に支柱とか屋根が建てられるのかが不思議だ。
青いラインがバス専用レーンの印。韓国の車線数はとにかく多い。多車線のうち上下1車線ずつがバス専用レーンに指定されており、バスも色別路線番号別にしっかり整理されているので日本と比べて圧倒的に分かりやすい。
インサドン(仁寺洞)歩きたい街にある商業施設。ここの建物の作りはすごく魅力的。仁寺洞はいろんな雑貨や絵画、お土産などのお店が集まっているところ。観光客が買い物するにはとても面白い通りだと思う。
夕食は参鶏湯(サムゲタン)の超有名店:土俗村(トソッチョン)に連れて行ってもらった。サムゲタンだけしかないお店だが、もうそれだけでお腹いっぱい。私は前回もそう思っていたが、サムゲタンが韓国で一番美味しい料理だと思っている。もう最高!キムチを入れたり塩を入れたり、自分で味を調整しながらいろんな味を楽しみながら美味しく食べるということを知れたのが嬉しい。
ホテル近くの新沙の街はおしゃれな居酒屋がたくさんある。もうお腹いっぱいだけど、美味しいマッコリを食べたり、何故か激辛の唐辛子を何度も食べたり。マッコリの飲み比べとか。韓国の夜はいつまでも続く。
こんな感じの料理を食べまくり、マッコリを飲みまくりの大満足でお腹いっぱいの1日目。美味しい食事というのが旅の満足度にどれほど影響しているのか分かる気がする。とにかく初日から美味しい物をいっぱい食べて最高。