昨夜から急にムスコが歩けなくなった
歩けないだけでなく、立ち上がることすらできない
それまで普通に一緒に大騒ぎで遊んでいて、
ソファーに座って一緒にトトロのビデオを観た後で
さあもう寝ようかっといって寝室に向おうとしても立ち上がらない
はじめはワザとやっているのかと思って、
「ホレ、ちゃんと歩け おいていくぞ」 なんて冗談でいっていたら
抱っこして欲しいとしくしく泣きはじめた
なんだかいつもと様子がちがう
立たせようとしてもどうも左足がおかしいようだ
「ひだり、あしいたくなっちったよ」と教えてくれるがそんなに痛そうにみえない
びっこひいて歩こうとはするが、何で歩けないのか自分でも分からないようで
だんだんテンションがさがり悲しくなるムスコ
そんな時、何もすることができない親、とりあえず朝まで様子をみるしかない
どこか関節の怪我をしたのか、神経のものなのか、精神的なものなのか・・・
思い当たるところが見つからない恐怖というものがあることを知った
結局朝起きても症状はまったく変わらず
それでも自分から歩こうと努力はしているが、何かに捕まりながら歩いたり、ひざ歩きをしたりして、
むしろもう歩けないことを受け入れてしまったかのような感じさえする
びくびくしているのは親だけか。不安で仕方ない。
幼稚園の新学期だったがお休みして、朝からの大きな整形外科へ連れて行く
病院では素直でいい子なムスコはだいたい看護婦さんに気に入られる
今日は一段と素直だ
診察とレントゲンを繰り返して、先生から告げられた病名は
「単純性股関節炎」だろうということ
単純性股関節炎は原因不明だが、数日安静にしていれば元にもどる病気らしい
医学書を見せられて詳しく説明を受けるが、
「お父さん心配いりませんよ。安静にしていたら3日で直ります。」
という言葉しか覚えていない
クスリもいらないので、もし熱が出るか3日たって症状が変わってなかったらまた診察に来るようにとのこと。
レントゲンをみても、単純性股関節炎と似ている股関節に水がたまる「化膿性股関節炎」の可能性は考えにくいから大丈夫だと。
とにかく、ほっとした
いろんなシナリオが頭をよぎっていた中で、考えていなかった一番いい結果だった
本当によかった
さて、現在ムスコはまだ歩けるようになっていないので、
楽観はできないけどとにかくはやく日常に戻って欲しい
そんなことを考えている父の横で、終始笑顔で話しかけてくるムスコをみて
がかけがえのない存在であることを改めて認識している
▼単純性股関節炎
http://kodomoseikei.com/home/archives/2005/11/post_126.html
最新情報をお届けします
Twitter でタイログをフォローしよう!
Follow @tailoger