『スポーツ鬼ごっこ埼玉県トレセン2019』が終了


『埼玉県トレセンは、普及啓発のための体験会とは異なり、県内のスポーツ鬼ごっこクラブチームや愛好会等から推薦された優秀な選手たちと公認ライセンスを保持する指導者らが集まり、スポーツ鬼ごっこの戦術や技術を習得し、お互いに切磋琢磨しながら競技レベルの向上を図ることを目的とした練習会です。月に1回以上の定期開催の継続を通じて、スキルの戦略的スパイラルアップの仕組みを提供すると同時に、スポーツ鬼ごっこを通じた「チーム埼玉県」としての世代を超えたコミュニケーションの醸成を図り、本気でスポーツ鬼ごっこを楽しみたい仲間の居場所づくりを目指しています。』

このような主旨で開催していたスポーツ鬼ごっこ埼玉県トレセン2019、埼玉県各地の8歳から50歳代の大人まで69名が参加してくれて、15回以上の定期練習会の全日程が無事終了。

歴史の浅いスポーツ鬼ごっこには、練習方法というのがあまり体系化されておらず、指導者や審判のレベルも個人によってバラバラとなっている印象だった。また選手の正当な実力評価が難しいことから、練習によってスキルアップが適切にできているのかどうかも曖昧なままだと感じていた。さらに、経験を重ねてきて上達してきた中学生たちが始めたばかりの小学生と一緒に練習することは難しく、誰にも遠慮せず思いっきりスポーツ鬼ごっこを練習できる場も必要だった。「埼玉県トレセン」というの場を使って、こういった課題全部を少しでも前向きに解決できないだろうか、いろいろ試行錯誤しながら続けてきた1年だった。


第2回練習会。「エースハンター」「バックハンター」という子どもたちにも覚えやすい特別ルールを作って試合形式の練習に目的意識を持ってもらうように工夫。


全日本都道府県選抜大会に向けて24名を選抜した代表練習会を実施。ここではとことんスポーツ鬼ごっこの「戦術」にこだわって、考える鬼ごっこができるようにみんなで共有。


その結果、これまでの都道府県選抜大会では1勝することもできていなかった最弱「埼玉県チーム」が全日本3位入賞する快挙に。


大会後は、代表選抜メンバー以外に確立してきた「戦術」の水平展開。


代表選抜メンバーを各チームのキャプテンに指名して、コミュニケーションを育みながら自発的なたちで成長できるような練習方法を何度も実践。


当初と比べて参加メンバーのレベルがどんどん向上していくことを確認できた。


ただ、固定メンバーで練習していくと経験の浅い低学年クラスとのレベル差が大きくなってくるようになったてきたので、


次世代育成のためにU-9クラスのメンバーを追加募集して低学年のためだけの練習時間を分けて実践する取り組みを開始することに。


新メンバーを加えて「埼玉県トレセン2020キックオフ交流会」も開催。

今後も試行錯誤していくことになると思うけど、「埼玉県トレセン2020」は79名のメンバーで1月よりスタートだ。これからが楽しみ。

▼埼玉県トレセン2019公式サイト
https://onisaitama.com/toresen2019/

 

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