ふじみ野スポーツ鬼ごっこ愛好会の会員のみが参加できる「ふじみ野鬼ゴッター講座」。この講座は不定期開催で、指導を中心としたイベントとなっている。毎回必ず副題を用意し、そのテーマや目的に沿って指導を行うというもの。 今回のテーマは「数的有利、不利ってなぁに?」。都道府県選抜大会前ということもあり、今回は週末の土日2日間を使った連続開催だ。
スポーツ鬼ごっこの基礎である「数的有利、不利」。競技レベルが上がってくると、個人ではなかなか宝を取ることはできない。チームで宝を取ることが求められる。
数的有利、不利になる時ってどんな時?そんな質問をぶつけて、子どもたち自身に考えさせて、意見をたくさん引き出すのがコーチのやり方。どんな意見も否定せず、最後まで話を聞くスタンス。だから、子どもたちは安心して発表することができる。こう言ってしまえば簡単に聞こえるけど、なかなかできることじゃないと思う。
昨今スポーツ指導のあり方が問われてきているけど、ふじみ野の場合は、コーチが大きな声を出して一方的に子ども話して伝えるだけのミーティングにはしていない。時間がかかっても子どもたち自身が積極的に自分の意見を言ってくれる環境ができてきている。
スポーツ鬼ごっこに一番必要なスキルは「コミュニケーション能力」ではないかと私は思う。自分の意見を人前で発言する。人の意見をちゃんと聞く。その上で、解決策を一緒に考える。試合で試してたくさん失敗して、また改善策をみんなで話しあう。だからこそ楽しい!
写真:ふじみ野スポーツ鬼ごっこ愛好会
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