夏休みの自由研究で小学1年生の長男が取り組んだ研究『ペダルなし自転車「ストライダー」のタイヤの研究』
我が家にいつの間にか大量にあるストライダー用のタイヤ、タイヤの種類によって速さがどのくらい変わるのか、そもそもタイヤ交換する意味があるのか、次の大会のあのコースに適したタイヤはいったいどれなの?という日頃の疑問に実際に走って調べてみようか、ということで、6才長男と3才次男と私の3人でひと夏の研究プロジェクトスタートだ!
1.なぜ
・ストライダーはタイヤをこうかんするとはやくなるのか。
・はしるばしょにあったタイヤがあるかしりたい。
2.しらべかた
・いろいろなタイヤでいろいろなばしょをはしる。
<走る場所>
ほそう
しば(芝というより固い土の上に生えた草だったけど)
つち(砂土で足がめり込むくらい柔らかい)
<タイヤの種類>
とりあえず、手持ちのタイヤの中から代表的な4種類をチョイス
ブロックタイヤ:純正ブロックタイヤ(旧タイプ) ※写真は新タイプで旧タイプに比べてゴツゴツが少ない
ばんのうタイヤ:シュワルベのロードクルーザー
・6さいと3さいが30メートルをはしる。
まずは30mを計測。
何度も何度も本気の全力疾走。
走ってはタイヤ交換の繰り返し。
3才次男も負けじと何度も走る。長男には負けたくないみたいで毎回タイムを聞いてくる。
あまりに何度もタイヤ交換を繰り返したおかげで、なんとだいたい一人でタイヤ交換ができるようになってしまった3才児。すごい。
・3かいはしっていちばんはやいじかんをきろくする。
タイム計測はストップウォッチで私が行い、その数値をみて毎回自分のメモ帳に記録を自分でとる長男。
4種類×3地点×30m×3回×2人=2,160m 休みながらも2人で合計2kmを超える全力疾走を何度も繰り返してようやく終了。これは予想以上に大変だった・・・すべて全力で走りきった長男、途中何度も集中力が途切れたけど長男のために頑張って協力した次男。
3.けっか
自分で調べた情報となんとなく知ったかぶりで思っていた情報とは思った通りだったり、ちょっと違っていたり、面白いなあ。
そんな中でも、やっぱり舗装路でのスリックタイヤは断然早いな。印象としても明らかに全然違う。今回の芝のような悪路では、軽いノーマルタイヤが結構速いことが分かった。どの場所でもそこまで遅くなっていない。短い距離なら無理にタイヤ交換する効果ってほとんどないのかも。
長男はスリックタイヤ、次男はブロックタイヤの方が相性がいいみたい。旧式の純正ブロックタイヤって重くて使いにくいと思いこんでいたので、次男の結果は意外。今回新しくわざわざ購入した万能タイプだけど、やっぱり万能らしく中途半場な結果に。今回は空気をそれほど入れずに使用していたけど、空気をたくさん入れてスリックタイヤに近づけた方が使い勝手がよさそうな印象。
4.まとめ
・ほそうはつるつるの「スリックタイヤ」がはやい。
・しばはかるい「ノーマルタイヤ」がややはやい。
・つちはごつごつの「ブロックタイヤ」がややはやい。
⇒『はしるばしょでタイヤをこうかんするとはやさはかわる。』
我が家はこのデータをもとに、次回以降のレースのタイヤチョイスを行う予定。ちゃんと調べているので、自信を持って我が子たちに合ったタイヤを選択することができそう。
ちなみに当然個人差とか、その時の体調、連続的な走行での集中力など様々な要因で結果は変わってくるだろうけど、なぜこうなるのか、接地面とタイヤの摩擦抵抗との関係とか、難しい話はもう少し未来の長男と一緒に勉強してもいいかもね。
好きなことを遊びながら夏休みの自由研究に!
長男、最後までよく頑張ってまとめたね。
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