ということで、香川県高松市内の自転車事情がすごいことになっている。
高松駅前の大きなゲート式の駐輪場。ここに登録すれば100円で1日使い放題のレンタサイクルが大量に置いてある。1日100円でとにかく駅前にあって便利なので通勤利用者も観光利用者もかなり使いやすい。周辺7か所にある駐輪場ならどこにでも返却して、その日のうちなら最初の100円でまた借りて使うこともできる。自転車には鍵もついているのでそのまま使い続けてももちろんOK。常識的に考えたらいくら利用者が多くなってもとても採算が取れるとは思えないので、リサイクル自転車を使って駐輪場をうまく活用する行政サービスでないとできない無人のコミュニティサイクルシステムなのだ。
実際、平日の昼間には駅前地下駐輪場にあったレンタサイクル用の自転車はほとんど出払っているような状況になっていた。1日100円ということはおよそ月に2000円。駐輪場を借りるのが同じく月額2000円とのことなので、こうなると駅から勤務先などの利用いわゆるエグレス交通なら自分の自転車を持つ必要がなくなる。
そしてもう1つ驚いたことが丸亀町商店街の数か所に設置してある最近はやりの機械式立体駐輪場だ。これ、1年くらい前からニュースでよく登場するようになったので気にして見ていたんだけど、実際にみたのは初めてだったのでかなり嬉しかった。しかも近くにこんなにたくさんあるのってすごいと思うんだけど。こういうのに萌える気持ち、誰か分かってくれるかな。
>施設&サービスのご案内:駐輪場 – kame3.jp – 高松丸亀町商店街 –
丸亀町商店街は再開発で人通りを増やしているまちづくりとしても有名なトコロ。高松市内で最も人通りが多くオシャレなお店も多い。
商店街と自転車の問題には通行と駐輪の大きく2つの問題がある。
通行の問題、以前は道路の真ん中に思いっきり自転車走行空間があって、バンバン商店街の中を自転車が通っていたようだけど、最近は自転車通行禁止の社会実験をやっている。駐輪の問題、これは解決がすごく難しい問題だと思う。お店の前まで自転車に乗って行きたいというのが当然のごとく自然な欲求だから。しかも例えどんなに商店街という通りの近くに駐輪場が作れたとしても、それはどこかのお店の前からは遠いのだ。それぞれはよく昔からやられていることだし、結局利便性が悪くなるだけでとん挫してしまうということは多い気がするけど、丸亀町商店街の場合は、自転車の通行禁止+商店街の中に駐輪場を分散配置できている(しかも機械式!) という組み合わせの効果を狙っているところが面白いんだなあ。
とにかく試してみたくてうずうずしてきたので、早速、体験体験♪ 乗っていたレンタサイクルを駐輪させてみよう。
1回利用ボタンを押して100円入れるとなんかカードが出てきた。
その後自転車を恐る恐るレールにセットして、先ほどのカードをかざすと・・・開いたぞ。
奥にセットしてくれと言われるので、セットしたら・・・・
えーーーーーーーーー!
想像を遥かに超えるスピードで吸い込まれていった。
写真を撮ることすらできないスピードにひとり大興奮だぜ!!!!テンションあがる!
(ちなみに先ほどの写真は出てくるときのものね)
満足したので今度は出してみよう。先ほどのカードをセットして清算ボタン押すと、最初に入れた100円がちゃん戻ってくる。なんと5時間まで無料。いいじゃない。どうせ時間かかるんだろうと機械式を完全になめていてごめんない。このスピード感を知ってしまったらもう預けたくて預けたくて仕方がなくなるくらいの人もいるんじゃなかろうか。そのくらいノンストレス。
あーーー楽しかった。
ちなみに、お昼は5月にできたばかりという高知のひろめ市場の高松版「いろは市場」へ
うどん県に来たけど、やっぱり高知と言ったらカツオのたたき定食じゃね。
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