長男号泣・・・第4回WESTJAPANライダーズカップリザルト


4/28(日)に開催された第4回WESTJAPANライダーズカップ。いつも厳しい練習を一緒に重ね、休日を一緒に過ごさない日はない、もはや家族のようなお友達家族と一緒に出場。前日の練習では全員気合い十分、あとは日頃の練習の成果を存分に発揮してもらえるだけたらそれだけでいい!と思っていた・・・


オープンクラスに出場の長男
決勝4位

広島で誰もストライダーに乗っていない時から1人だけで遊んでいた長男。
その後のストライダーブームでレースに出まくっている次男とは対照的にストライダーカップ2011広島ラウンドに6才手前でぎりぎり出場し、悔しい思いをしたまま公式レースは卒業、その後チーム練習に積極的に参加していくうちにどんどん速くなって、今では自他ともに認めるチーム最強選手に成長。BMXに完全移行するためにも今大会をストライダーレースの集大成にしようと努力してきた長男。


オープンクラスに一緒に出場するチームメイトと二人で表彰台に乗ろうと約束を交わす。兄弟のようにいつも一緒に練習してきた。


いよいよオープンクラスのスタート。みんな体が大きいのでグリッドがやたら狭い。後ろで見ていて不安がよぎる。勝負は1回限り。何度も長男に横の選手とぶつからないようにまっすぐトップで駆け抜けることを言い聞かせる。スタート直後ほぼトップで駆け抜けようとするが・・・トップ4選手はやっぱりサイドバイサイド。長男、左の選手ががかなり気になっている。


そしてその左側の選手がバランスを崩し・・・


あ〜


大クラッシュ。すごい転倒だったみたいだが大丈夫だったろうか。
(もしかしたら長男に接触してはじかれてしまったのかもしれません。すみません。)


そこで長男も完全に上体を起こしてブレーキをかけてしまい、最も大切な第一コーナー手前で大きく失速。その間イン側の2選手に抜かれてしまい・・・・・・そのまま4位でゴール。


そして、ゴール後の号泣・・・

次男は前回の熊本まではレースで負けても一度も泣いたことがなくいつもケロッとしているので兄弟の違いにちょっとびっくり。それだけ本気だったってことかな。スピードの速い選手同士のレースでは一度前に行かれてしまうと抜くのは相当難しい。それでも、途中追い上げられるチャンスは何度かあったようにも見えたが、最初のクラッシュで完全に弱気になってしまいいつもの迫力あるスピードがまったく発揮できなかった。ライバル達と凌ぎを削るような大きなレース経験をしてこなかったどうしもうない”経験不足”が浮き彫りになってしまったのかもしれない。それでもレースは結果がすべて。

「これで終わりたくない。まだレースに出たいよ。」と泣き続ける長男。さあ、これからどうしようかな。

オープンクラスの動画

出典:煌ライダーズさん


長男は残念ながらいい結果を残せなかったが、このオープンクラスの優勝は長男と一緒にいつも練習を重ねてきたそら君。頑張ってきた結果がちゃんと出せたね。これは嬉しいなあ。おめでとう!


続いて4才クラスに出場の次男
予選敗退


まさかの予選敗退にあれ?長男の分まで頑張るって言っていたのに・・・全くちゃんと走らない。ママにキツく禁止されていたはずのストライダーに足を乗っけてばかり。理由は不明。練習に練習を重ねて来た。熊本で負けを知って悔しくて、この1週間はさらに厳しい練習を毎日ママと一緒にやり、そして乗り越えきた。それなのになぜ?プレッシャーなのか、負けたくないから走らないのか、走れないのか。前回の熊本の走りもひどかったんだけどそれ以上。そういえばこれまで20戦以上レースに出場してきたが、初めての予選敗退だなあ。


その後、ママにこってりしぼられた次男。半泣きで練習コースでひたすら1人で走り続ける。とにかく走り続ける。いくら待っても帰ってこないので帰ろうと声をかけにいくと「もっと走りたい」。

走りをみると矯正した前傾フォーム、ぶれない足の蹴り方、そしてひたすら足を動かし続けるというスタミナ、練習の成果が見事にばっちり出た今までみたことのないくらいの速さで走り続けている。なんなの君は。練習の成果をレース後の練習で存分に発揮している・・・・だと!

そんな練習を見てくれていた愛媛のチームCHEEKY BIKINGの方から「どうしたらそんなに速くなるのか?」って声かけて頂く始末。あーあ。でも予選敗退なんです・・・それでも次男と一緒に走ってもらえたので嬉しい。ありがとうございます。また一緒に練習しようね。


表彰式後もひたすら走り続ける次男。そんな走り続ける次男と一緒に走ってくれる男の子。


次男と同じ4才、予選から一緒に走りそして今大会も圧倒的な速さで優勝した「しんたろう」君。現在4才クラスで日本最速と言われている男の子。実は第1回の大会の後もうちのチームメンバーに混じって帰るまでここでこうやって一緒に走ってくれていたんだよね。


ストライダーがあればすぐにお友達。これからもよろしくね。


そして次男と同じChavezライダーのニナちゃんと。

他にもたくさんの方に声をかけて頂いた。こういう大会でストライダー仲間がどんどん増えていくのが嬉しい。次男も今日も新しいお友達がいっぱい出来たよと喜んでいた。ふだん他の人にあまり興味のない次男だが、この次男のすごいところは、一度仲良くしてもらった友達のことは忘れないこと。次あった時は自分から積極的に声をかけにいくこと。素晴らしいね。


最後にこれ、chavezから新発売の大人用3輪車「Chavez-BeetRike」 これにみんなで乗ってレースしてみたいなあ。

FICUSRACINGのみなさん、今回も素晴らしい大会をありがとうございました。
オープンクラスがもし次回もまたあれば、長男をリベンジさせてあげたいと思います。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でタイログをフォローしよう!